孤城(読み)こじょう

精選版 日本国語大辞典 「孤城」の意味・読み・例文・類語

こ‐じょう ‥ジャウ【孤城】

〘名〙
① 他から離れて一つだけぽつんと建っている城。〔日誌字解(1869)〕〔王之渙‐涼州詞〕
周囲を敵にかこまれ、援軍もなく孤立している城。→孤城落日
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉七「天下大軍を僅かの孤城(コジャウ)に受くるに於ては固より勝算覚束なければ」

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デジタル大辞泉 「孤城」の意味・読み・例文・類語

こ‐じょう〔‐ジヤウ〕【孤城】

ただ一つぽつんと建っている城。
敵に囲まれて、孤立している城。
[類語]孤塁

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普及版 字通 「孤城」の読み・字形・画数・意味

【孤城】こじよう(じやう)

孤立無援の城。唐・王維〔評事を送る〕詩 遙かに知る、關(せうくわん)の外 愁へて見る、日の邊(ほとり)

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