大森時長(読み)おおもり ときなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大森時長」の解説

大森時長 おおもり-ときなが

1690-1761 江戸時代中期の武士
元禄(げんろく)3年生まれ。幕臣使番,目付などをへて,享保(きょうほう)17年飢饉(ききん)のさなか長崎奉行となり,東北から米1万石余を購入して難民をすくう。19年異国船との交易にあてる銅の用意をおこたり,異国船の出帆をおくらせた責任をとわれ,免職となった。宝暦11年11月6日死去。72歳。本姓土屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android