デジタル大辞泉 「地獄門」の意味・読み・例文・類語 じごく‐もん【地獄門】[地名] 《Helpoort》オランダ南部、リンブルフ州の都市マーストリヒトにある城門。旧市街を囲む城壁の一部であり、南東に位置する。13世紀建造の同国最古の城門の一つ。名称は、この門をくぐってペスト患者が城外の隔離施設に送られたことに由来する。地獄の門。ヘルポールト。[補説]作品名別項。→地獄門 じごくもん【地獄門】[作品名] 衣笠貞之助監督・脚色による映画の題名。昭和28年(1953)公開。原作は菊池寛の小説「袈裟の良人」。出演、長谷川一夫、京マチ子、山形勲ほか。大映初のフルカラー映画。第27回アカデミー賞名誉賞(外国語映画賞)、同衣装デザイン賞、および第7回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「地獄門」の意味・わかりやすい解説 地獄門じごくもん 日本映画。 1953年大映作品。監督,脚本衣笠貞之助。原作菊池寛。出演長谷川一夫,京マチ子。袈裟と盛遠の物語を日本初のイーストマンカラーで撮影。風俗絵巻が美しく,54年カンヌ国際映画祭でグランプリ,55年アカデミー外国映画賞を受賞。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
デジタル大辞泉プラス 「地獄門」の解説 地獄門 1953年公開の日本映画。英題《Hell's Gate》、また《The Gate of Hell》とも。監督・脚色:衣笠貞之助、原作:菊池寛、撮影:杉山公平。出演:長谷川一夫、京マチ子、山形勲、黒川弥太郎、坂東好太郎、田崎潤、千田是也ほか。アカデミー賞名誉賞(外国語映画賞)、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報