国重お源(読み)くにしげ おげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国重お源」の解説

国重お源 くにしげ-おげん

1733-1808 江戸時代中期-後期刀工
享保(きょうほう)18年生まれ。備中(びっちゅう)後月郡(しつきぐん)荏原(えばら)郷(岡山県井原(いばら)市)の水田伝十郎国重の娘。16歳で父をうしない,世話になった伯父伴十郎国重も5年後に死去筑前(ちくぜん)信国に技法をならい,女性刀鍛冶(かじ)として名をはせた。銘は「女国重」。文化5年死去。76歳。姓は大月

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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