吉川揮雲(読み)よしかわ きうん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉川揮雲」の解説

吉川揮雲 よしかわ-きうん

?-1798 江戸時代中期-後期書家,武士
安芸(あき)広島藩につかえ,右筆,郡奉行をへて用人となる。御家(おいえ)流の書にすぐれ,青蓮院宮(しょうれんいんのみや)にまなび,揮雲堂の号をあたえられた。当時広島の三筆にかぞえられる。寛政10年6月26日死去。名は正延。通称は禎蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例