精選版 日本国語大辞典 「取直」の意味・読み・例文・類語
とり‐なお・す ‥なほす【取直】
〘他サ五(四)〙
① 物を手で持ちなおす。あらためて持つ。
② 一度失敗したりして、もう一度物事をしなおす。あらためてする。なおす。訂正する。また、自分の都合のよいようになおす。
※源氏(1001‐14頃)蜻蛉「ありし様など、すこしはとりなをしつつ、語りきこえ給ふ」
※看聞御記‐応永二五年(1418)八月一二日「武衛所労聊取直云々」
※俳諧・文政句帖‐七年(1824)壬八月「内へ来て取直しけりまけ角力」
とり‐なおし ‥なほし【取直】
〘名〙
① もう一度しなおすこと。あらためてすること。
② 相撲で、勝負をやりなおすこと。取組をしなおすこと。
③ (撮直) 撮影・複写などをあらためてやりなおすこと。
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