北畠師重(読み)きたばたけ もろしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北畠師重」の解説

北畠師重 きたばたけ-もろしげ

1270-1322 鎌倉時代の公卿(くぎょう),歌人
文永7年生まれ。北畠師親(もろちか)の子。北畠親房(ちかふさ)の父。正二位,権(ごんの)大納言徳治(とくじ)2年後宇多(ごうだ)上皇が出家したおりに仏門にはいった。「玉葉和歌集」「続千載和歌集」などに和歌をのこしている。元亨(げんこう)2年1月13日死去。53歳。法名は経覚,または源覚,深覚

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北畠師重」の意味・わかりやすい解説

北畠師重
きたばたけもろしげ

[生]文永7(1270)
[没]元亨2(1322).1.13.
鎌倉時代末期の廷臣。親房の父。正二位権大納言にまで進んだ。

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