デジタル大辞泉
「前人未踏」の意味・読み・例文・類語
ぜんじん‐みとう〔‐ミタフ|‐ミタウ〕【前人未踏/前人未到】
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ぜんじん‐みとう ‥ミタフ【前人未踏・前人未到タウ】
〘名〙 これまで誰も到達した人がいないこと。今まで誰も手をつけていないこと。足をふみ入れたことがないこと。
※
江戸から
東京へ(1925)〈
矢田挿雲〉
一二「カラフト西岸及び東ダッタン黒龍江の
流域まで真に前人未踏
(ゼンジンミトウ)の夷境を極め」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
前人未踏
これまで誰も到達した人がいないこと。今まで誰も手をつけていないこと。足をふみ入れたことがないこと。
[使用例] 西行とは、こういうパラドックスを歌の唯一の源泉と恃み、前人未到の境に分け入った人である[小林秀雄*西行|1942]
[使用例] その日の穴場は林のはずれの小さな空地で、〈略〉なるほど、前人未踏の処女地である[開高健*青い月曜日|1965~67]
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報