境地(読み)きょうち

精選版 日本国語大辞典 「境地」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ち キャウ‥【境地】

〘名〙
場所土地環境
※応永本論語抄(1420)雍也第六「水は深が本に非ず。龍あれば霊水也。境地は人に依て尊し」
② ある段階に到達した心の状態
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一読書より高等なる学習に由らざれば、その境地に達することを得べからず」

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デジタル大辞泉 「境地」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ち〔キヤウ‐〕【境地】

その人の置かれている立場。「苦しい境地に立たされる」
ある段階に達した心の状態。「悟りの境地
芸術などの、分野世界。「新しい境地を開拓する」
場所。土地。環境。〈日葡
[類語]心境環境境遇身の上境涯境界身空

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普及版 字通 「境地」の読み・字形・画数・意味

【境地】きようち

一定の状態。

字通「境」の項目を見る

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