デジタル大辞泉
「到底」の意味・読み・例文・類語
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とう‐てい タウ‥【到底】
[1] 〘副〙
① つまるところ。つまり。しまいには。
※羅山先生詩集(1662)六八・
太公望「此意忘
レ魚不
レ忘
レ世 直鈎到底釣
二文王
一」
※おとづれ(1897)〈
国木田独歩〉下「人は到底
(タウテイ)陸の
動物なり」 〔張詠‐寄郝太沖詩〕
② (下に打消の語を伴って) どうやってみても。どうしても。とても。しょせん。
※
新聞雑誌‐五号・明治四年(1871)六月「紫式部清少納言等才且つ美ならざるに非ずと雖も到底
(トウテイ)実用の学に非ず」
※
日本風景論(1894)〈
志賀重昂〉九「気力邁往、一韵到底の長古一篇五百五十句を賦するに到る」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「到底」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報