出銭(読み)デセン

デジタル大辞泉 「出銭」の意味・読み・例文・類語

で‐せん【出銭】

支出される金銭出費
[類語]支出出金出費失費掛かりつい物入り支払い歳出経費実費雑費歳費決済勘定支弁払い払い込み醵出きょしゅつ醵金きょきん出資先払い前払い後払い未払い不払い追いばら延べ払い一時払い分割払い有る時払い遅払い出世払い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出銭」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐せん【出銭】

〘名〙 金銭を出すこと。
高野山文書‐正平一〇年(1355)一一月晦日・山王社上葺事書勘文「御精進供料足者、庄務出銭内自沙汰所勧進申」
役者論語(1776)芸鑑「わづかに残りし子供、役者銘々に出銭して、食物御屋敷の表へはこび」

で‐せん【出銭】

〘名〙 支出する金銭。出費。しゅっせん。
※俳諧・六百番誹諧発句合(1677)五三九番「あのく鱈三百文の出銭かな〈紀子〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「出銭」の読み・字形・画数・意味

【出銭】しゆつせん

支出。

字通「出」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android