デジタル大辞泉 「余地」の意味・読み・例文・類語 よ‐ち【余地】 1 余っている土地。あいている場所。「満員で立錐りっすいの余地がない」2 物事をさらに行いうるゆとり。余裕。「再考の余地を残しておく」「同情の余地はない」[類語]ゆとり・余裕・ゆったり・期待値・期待料・伸び代・可能・可能性・有り得うる・ポシブル・ポシビリティー・プロバビリティー・将来性・蓋然性・公算・成算・心当て・脈・望み・予見・予知・予断・目算・駄目で元元・駄目元・見込み・見通し・見当・読み・見極め・当て・目当て・目安・目処めど・展望・目標・予測・予想・予期・目星・計算 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「余地」の意味・読み・例文・類語 よ‐ち【余地】 〘名〙① 余っている土地。余分の場所。また、あいている所。※菅家文草(900頃)一一・為平子内親王先妣藤原氏周忌法会願文「聊占二余地一、修二堂構一」※史記抄(1477)一八「十一月と云下に余地がなさに、細字にかいたぞ」 〔列子‐湯問〕② 余っている部分。ゆとり。余裕。また、物事を考えたり行なったりする機会。※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四「さればこそ、許多の著作を成就して綽然として余地ありしなれ」※真空地帯(1952)〈野間宏〉四「従って被告の反逆については疑問の余地なく国法に基き死刑を宣告する」 〔荘子‐養生主〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「余地」の読み・字形・画数・意味 【余地】よち 余分の土地・場所。余裕。〔荘子、養生主〕彼の(骨)にはり、刀には厚み無し。厚み無きを以てるに入る。乎(くわいくわいこ)として、其のをばすに於て、必ず餘地らん。字通「余」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報