デジタル大辞泉
「同情」の意味・読み・例文・類語
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どう‐じょう ‥ジャウ【同情】
〘名〙
① 思いや心を同じくすること。また、その思いやその人。
※
田氏家集(892頃)中・残春宴集「同情乍会頻回
レ首。一座相看共解
レ頤」
※ゆく雲(1895)〈樋口一葉〉上「気の毒に思
ひしは我れも他人の手にて育ちし同情
(ドウジョウ)を持てばなり」 〔
漢書‐呉王濞伝〕
② 人間が持っている共通の感情。
※古学先生文集(17C後頃)一・送浮屠道香師序「夫愛下類二於己一者上而悪下異二於己一者上人之同情也」
③ (━する) 他人の
気持や
境遇、特に
悲哀や不幸を、その身になって思いやること。かわいそうに思って慰めること。おもいやり。
※土(1910)〈
長塚節〉一〇「内儀さんは同情していった」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「同情」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報