予見(読み)よけん

精選版 日本国語大辞典 「予見」の意味・読み・例文・類語

よ‐けん【予見】

〘名〙 事の起こる前にあらかじめ知ること。前もって知ること。予知
民法(明治二九年)(1896)四一六条「特別の事情に因りて生じたる損害と雖も当事者が其事情を予見し又は予見することを」 〔越絶書‐越絶外伝枕中〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「予見」の意味・読み・例文・類語

よ‐けん【予見】

[名](スル)物事の起こる前に、その事を見通すこと。「今日という日の来ることを予見する」
[類語]見込む見越す見計らう見積もる見極める見据える見定める見届ける予測予想予知予断勘定計算見当予期可能可能性有りポシブルポシビリティープロバビリティー将来性蓋然性公算成算心当て望み伸び代余地目算駄目で元元駄目元見込み見通し読み見極め当て目当て目安目処めど展望目標目星

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「予見」の読み・字形・画数・意味

【予見】よけん

事前に察知する。〔越絶書、外伝枕中〕夫(そ)れ堯禹湯も、皆豫見の勞り。凶年りと雖も、民窮せずと。越王曰く、善しと。丹を以て帛(きれ)に書し、之れを枕中に置き、以ての寶と爲す。

字通「予」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android