佐沼(読み)さぬま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「佐沼」の意味・わかりやすい解説

佐沼
さぬま

宮城県北東部、登米市(とめし)迫町(はさまちょう)の中心地区。戦国期には大崎葛西(かさい)地方要衝の地として知られ、江戸期には宿場町として栄えた。佐沼城址(じょうし)は鹿ヶ城公園となっていて、サクラ名所として知られる。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の佐沼の言及

【迫[町]】より

…西方から北東へ築館丘陵が走るほかは,標高10m前後の水田地帯である。迫川の自然堤防上に位置する佐沼が中心集落で,江戸時代には仙台藩の北方の軍事上の要地として津田氏,亘理(わたり)氏が居城した。現在は登米郡一帯の行政・商業の中心となっている。…

※「佐沼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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