デジタル大辞泉
「人外」の意味・読み・例文・類語
にん‐がい〔‐グワイ〕【人外】
人としての正しい道にはずれること。また、その人。ひとでなし。
「会はずに帰って―の名を取れか」〈浄・反魂香〉
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にん‐がい ‥グヮイ【人外】
〘名〙
① (形動) 人の道にはずれること。
人倫にはずれているさま。また、その人。人でなし。〔文明本節用集(室町中)〕
②
人別帳に記載されない勘当者や駆け落ち者など。また、特に、
家畜などの
獣類を殺すことを業とする人。
じん‐がい ‥グヮイ【人外】
〘名〙
① 人間の住む俗世間の外。
名利(みょうり)を離れた
境地。また、出家の境涯。〔
文心雕龍‐情采〕
② 人の道にはずれること。にんがい。
③ 人並な扱いを受けられないもの。にんがい。
ひと‐はずれ ‥はづれ【人外】
※
談義本・老子形気(1753)二「
家内のくらしかた簡略過て人はづれ」
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人外
松浦寿輝の小説。「にんがい」と読む。2019年刊行。同年、第72回野間文芸賞受賞。
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