精選版 日本国語大辞典 「世界」の意味・読み・例文・類語
せ‐かい【世界】
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[顔見世狂言]
江戸・京坂において〈顔見世〉興行に演じた特殊な狂言をとくに〈顔見世狂言〉という。江戸では9月12日にその座の立作者の原案にもとづき〈世界定〉が行われた。〈世界〉とは,狂言の背景をなす時代をいい,顔見世狂言には〈御位(みくらい)争いの世界〉(業平,行平),〈前太平記の世界〉(頼光四天王),〈奥州攻めの世界〉(八幡太郎,貞任),〈鉢木の世界〉(鎌倉時代),〈東山の世界〉(不破,名古屋),〈出世奴の世界〉(秀吉)などで,その一つが選定されて脚色される。…
…女方の写実的な演技術が模索されるとともに,立役,敵役その他の役柄がしだいに成立して,それぞれの演技のくふうが進む。寛文年間(1661‐73)には〈続狂言〉が成立し,これ以前の風俗スケッチ的寸劇から,一定のストーリーを持った劇的世界を獲得するに至る。劇の進行に時間的な飛躍を示す記号としての引幕が用いられるようになり,複雑な筋の展開を可能にした。…
…人形浄瑠璃,歌舞伎狂言の分類の一つ。江戸時代よりも古い時代のさまざまな事件を題材に扱って仕組みの骨格(〈世界〉)とし,人物の名も歴史上知られている名をそのまま(あるいは一部をもじって)使う狂言である。当代の市井町人社会を題材とする世話物に対して,公卿や武家の社会を扱うが,時代物でも世話の場面が含まれるのが通例。…
…しかし昭和10年代は言論統制がきびしくなり,山田盛太郎,矢内原忠雄,津田左右吉らの著書は発禁,押収処分を受け,出版社側も苦難の道を歩むこととなる。第2次世界大戦後,46年に発刊された月刊誌《世界》は,吉野源三郎を初代編集長とし,憲法擁護,民主主義,平和の立場を貫き,論壇でも指導的地位に立っている。また《現代叢書》を刊行し,児童文学の分野にも進出,戦前からの科学書とあわせ数多くのロングセラーを生み出した。…
…《中央公論》(1887年創刊の《反省会雑誌》が99年に改題)の編集長滝田樗陰(ちよいん)は,吉野作造を起用して民本主義の論説評論を連打するとともに若い作家群を発掘して魅力を加えた。山本実彦(さねひこ)が経営した《改造》(1919)はマルクス主義やアインシュタインの相対性原理など世界の新しい思想動向を特集することによって青年の関心をリードした。両誌の発行社はそれぞれに女性むけの総合雑誌《婦人公論》(1916),《女性改造》(1922)を刊行して成功するほどに,知的な雑誌は第1次大戦後の革新の風潮ととけあっていた。…
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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...