ワンストップサービス(読み)わんすとっぷさーびす

デジタル大辞泉 「ワンストップサービス」の意味・読み・例文・類語

ワンストップ‐サービス(one-stop service)

複数機関窓口に分かれていた手続きを、一度に行えるよう設計されたサービス。→ワンストップ行政サービスノンストップサービス

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知恵蔵 「ワンストップサービス」の解説

ワンストップサービス

新車の登録や車検など、複数の役所に出向かなければならなかった手続きを、自宅からインターネットでできるシステム。年間約4000万件にも上る車関係の手続きの簡略化が狙い。国土交通省が実用化を進め、一部地域で運用が始まった。行政手続きの簡素化を進める政府の重点計画の1つで、正式には自動車保有関係手続きのワンストップサービスシステム。本人確認のための印鑑証明書に代わり、住民基本台帳ネットワークのIDカードでインターネットに接続。住所や氏名などの情報を専用のサーバーに登録する。車庫証明書を発行する警察署や、自動車の検査・登録をする運輸支局、自動車税の納税証明書を発行する都道府県税事務所にはサーバー経由で情報が届く。各種の税金や申請に必要な手数料は、ネットバンキングや、コンビニエンスストアの金融機関の端末からも振り込める。手続きが済めば、車検証やナンバーは自動車販売店に郵送される。転居などに伴いナンバーを変更する場合、旧住所でのナンバーと車検証を運輸支局に郵送する手続きが加わるだけ。車検も、古い車検証を郵送する以外ほとんど同じだ。

(平栗大地 朝日新聞記者 / 松村北斗 朝日新聞記者 / 2007年)

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ワンストップサービス」の解説

ワンストップサービス

関連するすべての作業・手続を、一度で、あるいは1カ所で完了できるようになっているサービス。代表的な例としては、複数の支払い請求一括処理するサービスや、1つの店舗で必要な物がすべて買える販売店などがある。

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