普及版 字通 「ライ(漢字)」の読み・字形・画数・意味
20画
[字形] 形声
声符は(らい)。は壘々たるものの形。大きな石が重なりあうさまをいう。
[訓義]
1. 大きな石のさま、大きな石が重なりあうさま、岩山のさま。
2. 石のころがる音、石の相うつ音。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ウツ/ ツラヌ 〔立〕 カサナレリ・イシ 〔字鏡集〕 イハホ
[熟語]
碕▶・撃▶・石▶・▶・▶・落▶・▶・▶・▶
18画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は來(来)(らい)。〔説文〕十上に「馬の七尺なるをと爲し、尺なるをと爲す」とし、「詩に曰く、牝(らいびん)驪牝(りびん)」(段注本)の句を引く。〔詩、風、定之方中〕に「牝三千あり」に作る。〔伝〕に「馬七尺以上なるをと曰ふ」とみえる。〔周礼、夏官、人〕に、六尺以上を馬、七尺以上を、八尺以上を竜とする文がある。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 メムマ
[熟語]
牝▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報