出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
本の内容について簡潔に語ることによって、聞き手自身が読書の楽しみに気づき、読書意欲をおこすようにすること。公共図書館の児童奉仕担当司書や学校の司書教諭、学校司書によって、児童・生徒のグループまたは個人を対象として実施され、聞き手自身による新しい世界への開眼や、自発的な学習意欲の向上という点から高く評価されてきた。今後はヤング・アダルト、成人、高齢者、障害をもつ人々などの各グループや個人を対象としての展開が期待されている。実施に際しては、テーマ別または著者別に何冊かを選んでプログラムを構成し、1冊5~7分程度の話をするのが普通である。事前の準備として、聞き手の関心の把握、語るべき本の内容の熟知、何をどこまで語るかという計画、プログラムのなかでの相互の関係への配慮を必要とする。基本的な態度として、知識を与えるのではなく、読書の喜びを分け合うという姿勢がもっとも重要である。
[竹内 悊]
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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