バークシャー

デジタル大辞泉 「バークシャー」の意味・読み・例文・類語

バークシャー(Berkshire)

豚の一品種。体は黒く、四肢・尾・鼻の先は白い。英国南部のバークシャー地方の原産で、日本には明治の終わりに輸入。

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精選版 日本国語大辞典 「バークシャー」の意味・読み・例文・類語

バークシャー

[1] イギリス、イングランド南部の州。ロンドン西方にあたり、北側の州境テムズ川が流れる。バークシャー種ブタの原産地として知られ、農業および酪農が主産業。州都レディング
[2] 〘名〙 ブタの品種の一つ。イギリスのバークシャー州原産。在来種に中国種などを交配してつくられた改良種。体色は黒色で、尾・四肢の端と顔に白斑があり「六白」とも呼ばれる。早熟で肥満しやすく、肉質もよい。日本には明治五年(一八七二)アメリカから輸入された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バークシャー」の意味・わかりやすい解説

バークシャー
Berkshire

イギリスイングランド南部の旧県名。1974年の自治体再編により,それまでのバークシャー県の北西部オックスフォードシャー県へ分離され,バッキンガムシャー県一部が編入された。1998年に行政機能が廃止され,ウィンザー・メードンヘッドウェストバークシャーウォーキンガムスラウブラックネルフォレストレディングの 6単一自治体(ユニタリー unitary authority)に分割された。

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百科事典マイペディア 「バークシャー」の意味・わかりやすい解説

バークシャー

英国南部,テムズ川南岸,グレーター・ロンドン西方の州。州都レディング。テムズ川中流の右岸ロンドン盆地の西部を占め,バークシャー種で知られる養豚のほか酪農,近郊農業が盛ん。ロンドンへの生牛乳供給地をなす。ウィンザー城がある。1259km2。約77万4000人(1995)。

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