ソウ・ねぎ・あお(漢字)

普及版 字通 の解説


13画

(異体字)
15画

[字音] ソウ
[字訓] ねぎ・あお

[説文解字]
[金文]

[字形] 形声
声符は怱(そう)。正字はに作り、(そう)声。〔説文〕一下に「なり」とあり、ねぎをいう。本白を白、末青を袍という。青が一般であるから青という。金文佩玉を「衡(そうかう)」といい、は玉色の意であろう。

[訓義]
1. ねぎ、あおねぎ。
2. あおいろ。
3. がま。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 比留(きひる)〔和名抄 (き)(箋注)按ずるに今俗に伎(ねぎ)、不加(ねぶか)と呼ぶ。~、比止毛之(ひともじ)と呼ぶ。ち一字なり。單に岐(き)と呼ぶを以てなり 〔名義抄 キ・ナギニラ・ヒル・ツキ・アヲシ/ フユキ/水 ナギ 〔字鏡集〕 キ・アサヤク・スズムシロ・ウスアヲイロ・ヒル・アヲキ・アヲシ・ミラ・ニラ・ナギ

[語系]
tsong、(蒼)tsang、(青)tsyengは同系の語。dziengはその色の美しさをいう。

[熟語]

[下接語]
・寒・香・山・春・水・青・籠

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android