そうそう

精選版 日本国語大辞典 「そうそう」の意味・読み・例文・類語

そう‐そう サウサウ・滄滄】

〘形動タリ〙
① 冷たいさま。冷ややかなさま。〔列子‐湯問〕
② 水や天のあおあおとしたさま。あおく広々としたさま。
読本南総里見八犬伝(1814‐42)九輯「滄滄(サウサウ)たる洋中(おきなか)にて〈略〉浮きつ沈みつ争ふ光景」 〔拾遺記‐少昊〕

そう‐そう サウサウ

〘形動タリ〙 玉や楽器が鳴るさまにいう語。〔荀子‐富国〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「そうそう」の読み・字形・画数・意味

】そうそう

青々と茂る。さかんなさま。〔後漢書、光武帝紀論〕王の位を(うば)ふにび、~後、氣のして南陽に至り、遙かに舂陵の郭を見し、(なげ)きて曰く、氣佳き哉(かな)、鬱鬱(うつうつ)然たりと。

字通」の項目を見る

】そうそう

むらがり集まるさま。〔敦煌曲子詞集、中、浣渓沙〕一架の嬾(らんとう)、たり 雨(びび)たり

字通「」の項目を見る

】そうそう

いそがしい。せわしい。唐・張籍〔秋思〕詩 復(ま)たにしてき盡さざることを 行人、發するに臨んで、封を開く

字通「」の項目を見る

】そうそう

水の流れる音。

字通「」の項目を見る

】そうそう

盛大なさま。

字通「」の項目を見る

】そうそう

いなか爺。

字通「」の項目を見る

】そうそう

玉石の音。

字通「」の項目を見る

】そうそう

黒絹。

字通「」の項目を見る

【巣】そうそう

盗賊巣窟

字通「巣」の項目を見る

【淙】そうそう

瀑布

字通「淙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android