シ・この・ただす(漢字)

普及版 字通 の解説


16画

[字音]
[字訓] この・ただす

[説文解字]

[字形] 形声
声符は是(ぜ)。〔説文三上に「理(をさ)むるなり」、また〔玉〕に「諦(あき)らかにするなり」とするが、〔広雅、釈言〕に「是なり」とするのが古義であろう。〔書、太甲上〕に「(こ)の天の命をみる」とみえる。

[訓義]
1. この。
2. ただす、おさめる、あきらかにする、つまびらかにする。

[古辞書の訓]
名義抄 アキラカニ・マコト・サトル・ツバビラカナリ・コレ 〔字鏡集 マコト・サトル・タダス・アキラカ・ツバビラカ・マサシ・コレ

[熟語]

[下接語]
・審

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報