ショク・あおむし(漢字)

普及版 字通 の解説


19画

[字音] ショク
[字訓] あおむし

[字形] 形声
声符は蜀(しよく)。〔説文十三上に蜀を「中の(かひこ)なり」とし、その象形の字とするが、蜀は牡獣の形。その牝無きものを獨(独)といい、牝牡相連なるを屬(属)という。は形声、あおむしをいう字である。〔詩、風、東山〕「(けんけん)たる」の〔釈文〕に、「桑蟲なり」とみえる。

[訓義]
1. あおむし、けむし。
2. 蜀と通じ、〔説文〕に蜀をあおむしとする。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 止己与虫(とこよむし)〔名義抄 トコヨムシ 〔字鏡集 ミカク・クモ・クハノムシ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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