精選版 日本国語大辞典 「ザイツェフ」の意味・読み・例文・類語
ザイツェフ
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ロシアの作家。オリョール市の鉱山技師の家庭に生まれる。ペテルブルグ鉱山学校、モスクワ大学法学部をいずれも中退して文学に専念。アンドレーエフ、ブーニン、ベレサーエフらの文学サークル「水曜日」に出入りし、1901年より作品を発表。06年最初の短編集を発表。22年病気療養のための国外移住を許され、初めベルリン、イタリアに、24年からパリに定住、事実上の亡命生活に入る。26年ベルリンで6巻の作品集を出すが、その芸術の開花と深化はむしろ亡命後に属する。短編に巧みで、『遠い国』(1913)などの長編でも劇的要素は最小限に切り詰められ、生活の背後の深い叙情と宗教的神秘性を水彩画風なわずかな筆致で浮かび上がらせる手法は、チェーホフの印象主義をつきつめたものといえる。自伝的四部作『グレープの旅』(1937~53)のほか、ツルゲーネフ、チェーホフらに関する評伝も高い評価を得ている。
[青山太郎]
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
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