普及版 字通 「カイ(漢字)」の読み・字形・画数・意味
19画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(かい)の略体。〔説文新附〕十一上に「(かうかい)の气(き)なり」とあり、海気や露の気、また北方夜半の気など、澄明なものをいう。・は双声の連語。もと形況の語であろう。
[訓義]
1. 気のみちるさま、気の澄明なさま。
2. 水のさかんなさま。
[熟語]
気▶・▶
[下接語]
12画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は戒(かい)。〔説文〕一上に「宗に樂を奏す」とあり、〔周礼、春官、笙師〕に、楽を教えることがみえる。その楽を夏、また夏という。〔周礼、夏官、大司馬〕に(かい)という鼓楽があり、軍礼に用いる。豈は凱楽の凱の初文。みな通ずるところがある。
[訓義]
1. 宗の楽。夏。古代の楽章の名。
[熟語]
夏▶・楽▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報