略体(読み)りゃくたい

精選版 日本国語大辞典 「略体」の意味・読み・例文・類語

りゃく‐たい【略体】

〘名〙
① 簡略にした形のもの。正式の体裁に対していう。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
② 略した字体
※文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉二「片仮名に交へ用ゐる略体」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「略体」の意味・読み・例文・類語

りゃく‐たい【略体】

本来の形を簡略にしたもの。「略体礼式
略した字体。略字

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