アルタイ[山脈](読み)アルタイ

百科事典マイペディア 「アルタイ[山脈]」の意味・わかりやすい解説

アルタイ[山脈]【アルタイ】

ロシア,モンゴル,中国にまたがる山系漢字では阿爾泰山。南東ゴビ砂漠から北西西シベリア低地まで約2000kmにわたり,モンゴル・アルタイゴビ・アルタイ,本来のアルタイの三つに分かれる。中国・モンゴル国境稜線上の最高峰友誼峰(モンゴル名フィティン,4374m)。アルタイとはモンゴル語で〈金の山〉の意。金,鉄,水銀など鉱物資源が豊富。ロシア・アルタイ地方山脈は生物多様性に富むため,1998年世界自然遺産に登録された。
→関連項目オゴタイ・ハーン国オビ[川]ジュンガルシルクロード天山山脈突厥

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