ぼうぼう(読み)ボウボウ

デジタル大辞泉 「ぼうぼう」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ぼう

[副]火が盛んに燃える音を表す語。「たき火がぼうぼう(と)燃えさかる」
[類語]めらめら炎炎かっかかっとかんかんぼっとぱっとぽっぽぱちぱち猛火烈火炎上大火火の海丸焼け全焼火だるま燃え盛る燃え広がる燃え上がる燃え立つ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぼうぼう」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ぼう

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 火の燃えさかる音、また、そのさまを表わす語。
仮名草子・むさしあぶみ(1661)下「はるかの東はばうばうともえて」

ぼう‐ぼう

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある) 汽笛が鳴り響く音を表わす語。
暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉二「ぼうぼうと甲板で鳴らす汽笛」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「ぼうぼう」の読み・字形・画数・意味

】ぼうぼう

おろかなさま。〔本草綱目、石二、石膏〕或いは單に石膏すること、一斤許(ばかり)に至る。すること能はずして、りに、んにして、(た)たざるに至る。此れ蓋(けだ)しを用ふるたればなり。石膏何ぞ與(あづか)らん。

字通」の項目を見る

】ぼうぼう

定かでない。〔聊斎志異后〕美人笑つて曰く、相ひ別るること何(いくばく)ぞ。爾(すいじ)たり。坐して磚(ません)せしは、子(し)に非ずやと。

字通「」の項目を見る

】ぼうぼう

くらいさま。

字通「」の項目を見る

】ぼうぼう

屋根続き。

字通「」の項目を見る

茅】ぼうぼう

ちがや。

字通「」の項目を見る

冒】ぼうぼう

昏迷

字通「」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報