デジタル大辞泉
「ぴんぴん」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぴん‐ぴん
〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 勢いよくはね上がったり、反り返ったりするさまを表わす語。ひんひん。
※
日葡辞書(1603‐04)「ウマガ pinpinto
(ピンピント) ハヌル」
② とり澄まして
愛想のないさまを表わす語。つんと。ぴんと。ひんひん。
※
歌舞伎・染
竹春駒(1814)
大詰「何を云っても、ピンピンとして、おれが云ふ事は聞いてくれないから」
③ 元気で生き生きとしているさま、健康なさまを表わす語。
④ 刺激が強く伝わり、響くさま、相手の思いが強く心に伝わるさまなどを表わす語。
※父の
婚礼(1915)〈
上司小剣〉四「ぴんぴんと頭へ響く高声で」
[
補注]別に、「ひんひん」の形も見え、
清濁判然としないが、一応
別項に扱った。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報