デジタル大辞泉
「ぴんしゃん」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぴん‐しゃん
〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 勢いよくはね上がったり、そり返ったりするさま、年のわりに元気のいいさまを表わす語。びんしゃん。
※明治浮世風呂(1887)〈浮世粋史〉二五「今し方(がた)うちを出るまでピンシャンして居たんだがマア何(どう)した事だらう」
② 腹を立ててぷりぷりするさま、
他人に対してすげない態度をとるさまを表わす語。つんけん。つんつん。ひんしゃん。びんしゃん。ぴんしゃんぴん。
※雑俳・登梯子(1705)「ぴんしゃんと猫の顔ふるきらず食」
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補注]別に「ひんしゃん」「びんしゃん」の形も見られるが、
近世の資料ではその
清濁が判然としないので、便宜上底本の清濁(
校訂も含める)に従って分けた。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報