普及版 字通 「ソウ(漢字)」の読み・字形・画数・意味
12画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は宗(そう)。〔説文〕一上に「瑞玉、大いさ寸、車(しやこう)に似たり」とあり、外八角にして中円の形状の瑞玉。天地四方を祭るとき用いる六器の一。〔周礼、春官、大宗伯〕に「璧(さうへき)を以て天に禮し、(くわうそう)を以て地に禮す」という。また聘礼のとき、后を享するに用いる。兵符として用いることがあり、そのときには半璧を用いるのであろう。
[訓義]
1. たまの名、瑞玉の一。天地四方を祭る方器のうち、地を祭るもの。
2. 聘礼に用いる玉器。
3. 兵符に用いる玉器。
4. 外族の貢玉。
[古辞書の訓]
〔立〕 タマ・タマナリ
[熟語]
花▶・▶・璽▶・▶・璧▶
[下接語]
加・享・黄・・大・・平・璧・用
15画
(異体字)
14画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(そう)。もとに従い、(そう)声。〔説文〕四上に「は目無きなり」、〔玉〕に「眸子無きをと曰ふ」とあり、盲目をいう。
[訓義]
1. めしい。
2. やせる、くずれる。
3. と通じ、おきな。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 目志比(めしひ)
[熟語]
▶
[下接語]
瞽
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報