陸路（読み）りくろ

精選版 日本国語大辞典

りく‐ろ【陸路】

〘名〙 陸上のみち。くがじ。

※新十二月往来（1206頃か）「海路不_二合期_一之旨令_レ存之間、自_二陸路_一、付_二夫領丸_一、所_二進上_一候也」

※幼学読本（1887）〈西邨貞〉七「陸路の旅行には汽車最も速かにして便利なり」 〔李頻‐八月上峡詩〕

くが‐じ ‥ぢ【陸路】

〘名〙 陸上を通る道。りくろ。⇔海路(うみじ・うなじ)。

※発心集（1216頃か）六「陸路と船路とのたとへの如し」

りく‐じ ‥ぢ【陸路】

〘名〙 陸上の通路。りくろ。

※日葡辞書（1603‐04）「Ricugi(リクヂ)。すなわち、カチミチ」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

くが‐じ〔‐ぢ〕【^▽陸路】

陸上を通る道。りくろ。⇔海路うみじ／船路ふなじ。
「二か処の城を構へて、船路ふなぢ、―を支へんとす」〈太平記・一六〉

りく‐ろ【陸路】

陸上のみち。また、陸上の交通路を使って目的地へ行くこと。「陸路をとる」⇔海路／空路

出典　小学館

普及版 字通

【陸路】りくろ

陸上の路。

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出典　平凡社「普及版 字通」