野田別天楼(読み)のだ べってんろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野田別天楼」の解説

野田別天楼 のだ-べってんろう

1869-1944 明治-昭和時代前期の俳人
明治2年5月24日生まれ。ながく教職にあり,報徳商業校長などを歴任松瀬青々(せいせい)の「倦鳥(けんちょう)」の同人となり,のち「雁来紅(がんらいこう)」を創刊,主宰俳諧(はいかい)史の研究にもつとめた。昭和19年9月26日死去。76歳。備前(岡山県)出身。本名は要吉。著作に「丈草集」「俳聖芭蕉(ばしょう)」,句集に「雁来紅(はげいとう)」「野老(ところ)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android