デジタル大辞泉
「選」の意味・読み・例文・類語
せん【選】
多くのものの中から、すぐれたものや条件に合うものなどを選ぶこと。「短歌の選にあたる」「選にもれる」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
すぐ・る【選】
〘他ラ五(四)〙
① 多くの中からえらびとる。よりぬく。えらび出す。選抜する。
※宇津保(970‐999頃)吹上下「えらびすぐりたる上手をととのへたり」
※尋常小学読本(1887)〈
文部省〉七「島津家にては、
精兵をすぐり、
小船に乗せて、夜のまぎれに、
琉球の後の方へ回り」
② 扱(こ)く。扱きとる。しごく。
※
歌舞伎・蝶々孖梅菊(1828)三幕「
与兵衛は藁をすぐって、苞を拵らへ居る」
えり【選】
※
増鏡(1368‐76頃)三「後白川の
法皇の御孫えりの時、泣き給しによりて、位にも即かせ給はざりしかば」
えらみ【選】
〘名〙 (動詞「えらむ(選)」の連用形の名詞化) =
えらび(選)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報