赤顔(読み)せきがん

精選版 日本国語大辞典 「赤顔」の意味・読み・例文・類語

せき‐がん【赤顔】

〘名〙 顔を赤らめること。また、その赤い顔。〔医語類聚(1872)〕
花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中「今でも時々昔しのことを思ひ出しては赤顔(セキガン)するが」

あか‐がお ‥がほ【赤顔】

〘名〙 赤みを帯びた顔色。また、その人。赤ら顔。〔日葡辞書(1603‐04)〕
仮名草子仁勢物語(1639‐40頃)下「をかし、男、妹のいとあかがをなりけるを見をりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報