豊能町(読み)とよのちよう

日本歴史地名大系 「豊能町」の解説

豊能町
とよのちよう

面積:三四・四七平方キロ

府の北部に位置し、北は豊能郡能勢のせ町・京都府亀岡かめおか市、西は兵庫県川西かわにし市、南は箕面みのお市、東は茨木いばらき市に接する。山間の町で、面積の約八割が山地で占められる。南流する余野よの川沿岸(東能勢)、町南部の箕面川上流部沿岸(高山)、町西部の初谷はつたに川沿岸(吉川)に小盆地がある。産物としては炭・寒天牛蒡などがあげられ、とくに炭は池田炭として有名。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「豊能町」の意味・わかりやすい解説

豊能〔町〕
とよの

大阪府北西部,北摂山地の中にある町。1977年東能勢村が改称して町制。猪名川支流の余野川上流の山間盆地にあり,平地は米のほかイチゴ,ピーマン植木など,山地はクリ特産で知られる。北境の妙見山には能勢妙見堂があり参詣者が多い。妙見口は能勢電鉄妙見線の終点で,沿線では宅地開発が進んでいる。南端明治の森箕面国定公園に,妙見山周辺などは北摂府立自然公園に属する。国道423号線,477号線が通る。面積 34.34km2人口 1万8279(2020)。

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