デジタル大辞泉
「牛蒡」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ご‐ぼう ‥バウ【牛蒡】
〘名〙
① キク科の二年草。ヨーロッパ、シベリア原産で、古くから畑に栽培されている。高さ一~一・五メートル。根はまっすぐ地中にのび
紡錘形で長さ〇・四~一メートル。根葉は
長柄をもち、長さ四〇センチメートルぐらいの心臓形で裏面には
白色の綿毛が密生する。夏、葉間から花茎をのばし、径四センチメートルぐらいで、紫色または白色の管状花を密生した球状の頭花をつける。根は重要な野菜として食用にされ、漢方では
煎じ薬としてかぜ、
利尿、
解毒薬にする。漢名、牛蒡。実の漢名を悪実という。うまふぶき。きたきす。
▼ごぼうの花《季・夏》 〔色葉字類抄(1177‐81)〕
③ 男根をいう。
ごん‐ぼう ‥バウ【牛蒡】
〘名〙 「ごぼう(牛蒡)」の変化した語。
※
梁塵秘抄(1179頃)二「聖の好むもの〈略〉ねぜりねぬなは、ごんばうかはほねうどわらびつくつくし」
ごん‐ぼ【牛蒡】
〘名〙 「ごぼう(牛蒡)」の変化した語。〔かた言(1650)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
牛蒡 (ゴボウ)
学名:Arctium lappa
植物。キク科の越年草,園芸植物,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報