詠嘆法(読み)エイタンホウ

デジタル大辞泉 「詠嘆法」の意味・読み・例文・類語

えいたん‐ほう〔‐ハフ〕【詠嘆法】

詠嘆感動意味を表出する表現法。ふつう、感動詞を用いたり、平叙文助詞」「なあ」「」「」「かな」などや、助動詞けり」を付けたりする。「ああ、すばらしい」「すごいな」「さびしかりけり」などの類。また、「お見事」などでの、一語文や、和歌などでの、一文体言止めにする手法も含まれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「詠嘆法」の意味・読み・例文・類語

えいたん‐ほう ‥ハフ【詠嘆法】

〘名〙 深い感動を表現する修辞法。感動詞、詠嘆の助詞、助動詞を用いたり、疑問文や一語文などの形式をとったりする。〔新美辞学(1902)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android