デジタル大辞泉
「言責」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
げん‐せき【言責】
〘名〙
① 自分の述べたことばに対する責任。
※真面目なれ(1908)〈
後藤宙外〉自然派の
態度を難ず「それで
一時を糊塗し、
自家の言責を逃れようとする
形跡がありありと見えて来た」
② 事の是非について論じなければならない責任。〔
孟子‐公孫丑・下〕
いい‐しお・る いひしほる【言責】
〘他ラ四〙 言っていじめる。
一説に、「言ひ萎
(しほ)る」で、言ってがっかりさせる。
※
源氏(1001‐14頃)
乙女「くれなゐの涙に深き袖の色を
浅緑とやいひしほるべき」
いい‐せた・む いひ‥【言責】
〘他マ下二〙 言葉で責める。きびしく問いただす。詰問する。
※
狭衣物語(1069‐77頃か)三「ただ言ひおはさうぜよと、ある限りの人々をいひせたむれば」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「言責」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報