西野新村(読み)にしのしんむら

日本歴史地名大系 「西野新村」の解説

西野新村
にしのしんむら

[現在地名]笹神村上西野かみにしの

北のじんヶ峰・本田ほんだ山などの丘陵福島ふくしま(現豊栄市)の中間に位置し、西は山倉やまぐら村、南東高関たかせき村、北は飯山新いいやましん村に接する。寛文一三年(一六七三)の村上御領分組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)に村名があり、笹岡組に属した。元禄郷帳には高関村枝郷とあり、高六五石余。宝永四年(一七〇七)頃の元笹岡組御巡見御案内帳(渡辺家文書)では高七七石余・田畑反別六町五反余、家数八、男一九・女二五。

西野新村
にしのしんむら

[現在地名]富山市西野新

常願寺川左岸近くにあり、東は流杉ながれすぎ村。南の大場おおば村で常願寺川を渡り、岩峅寺いわくらじ(現立山町)への立山道が通る。古くは西にしはらと称したという(山室郷土史)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印(西野家文書)では草高四〇石、免二ツ、明暦三年(一六五七)の新田高三石があった。天保一一年(一八四〇)の打銀高六八石、免二ツ(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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