行勝(2)(読み)ぎょうしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「行勝(2)」の解説

行勝(2) ぎょうしょう

1130-1217 平安後期-鎌倉時代の僧。
大治(だいじ)5年生まれ。はじめ京都仁和寺(にんなじ)華蔵院宮の侍童。真言をまなび,心覚から灌頂(かんじょう)をうける。山岳修行をつみ,高野山一心院谷に草庵をむすんで五穀をたち,「木食(もくじき)上人」とよばれた。高野山の堂塔の復興,建立につくし,止雨法に霊験があったという。建保(けんぽ)5年5月7日死去。88歳。摂津高木(大阪府)出身。幼名は万寿麻呂。法名は真俊。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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