荒田南川遺跡(読み)あらたみなみがわいせき

日本歴史地名大系 「荒田南川遺跡」の解説

荒田南川遺跡
あらたみなみがわいせき

[現在地名]名和町富長

名和川の河口付近、標高一五メートルの左岸段丘上に立地する縄文時代後期の集落跡。日本海を眼前にする海辺の遺跡。昭和五四年(一九七九)圃場整備事業に先立ち事前調査が行われ、直径四メートルの平地式住居跡が確認された。住居の中央に石組炉が配され、内部に無文浅鉢が埋められていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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