西伯郡(読み)さいはくぐん

日本歴史地名大系 「西伯郡」の解説

西伯郡
さいはくぐん

面積:三七三・八七平方キロ(境界未定)
中山なかやま町・名和なわ町・大山だいせん町・淀江よどえ町・日吉津ひえづ村・岸本きしもと町・会見あいみ町・西伯さいはく

明治二九年(一八九六)汗入あせり郡と会見郡が合併して成立。県の西部に位置し、東は東伯とうはく郡、西は米子市と島根県、南は日野郡に接するほか、米子市に囲まれた日吉津村を含む。北は日本海に面し、北部は大山北麓の丘陵と平野、南部は大山を含む山岳地帯、西部は日野川とその支流域の平野からなる。郡名は伯耆国の西に位置することにより、郡役所は郡成立に伴い米子町の西にし町から移って郭内かくない(現米子市久米町)に設けられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android