船乗(読み)ふなのり

精選版 日本国語大辞典 「船乗」の意味・読み・例文・類語

ふな‐のり【船乗】

〘名〙
① 船に乗ること。乗船
万葉(8C後)一五・三六一〇「あごの浦に布奈能里(フナノリ)すらむをとめらが赤裳の裾に潮満つらむか」
操船、漁、荷物の積みおろしなど船に乗って仕事や生活をする者の総称。ふなかた。船員
義経記(室町中か)四「くっきゃうのふなのりなりければ、はしふねにのり」

ふな‐の・る【船乗】

〘他ラ四〙 船に乗る。乗船する。
※万葉(8C後)一五・三五九三「大伴御津に布奈能里(フナノリ)漕ぎ出てはいづれの島に廬りせむわれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「船乗」の読み・字形・画数・意味

【船乗】せんじよう

舟と車。

字通「船」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android