肉桂色(読み)ニッケイイロ

デジタル大辞泉 「肉桂色」の意味・読み・例文・類語

にっけい‐いろ〔ニクケイ‐〕【肉×桂色】

肉桂樹皮を乾燥させた漢方薬桂皮の色。くすんだ黄赤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

色名がわかる辞典 「肉桂色」の解説

にっけいいろ【肉桂色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「くすんだ黄赤」としている。一般に、香料調味料に使う肉桂のような、ややくすんだ明るい茶色のこと。英名シナモン(cinnamon)の訳語。肉桂は東南アジア原産で江戸時代には日本に入っていたが、色名として使われるようになったのは近代菓子ニッキ原料でもある。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android