聖路加国際大学(読み)セイロカコクサイダイガク

デジタル大辞泉 「聖路加国際大学」の意味・読み・例文・類語

せいろかこくさい‐だいがく【聖路加国際大学】

東京都中央区にある私立大学。大正9年(1920)創立の聖路加国際病院付属高等看護婦学校を母体とし、昭和39年(1964)に聖路加看護大学として開学。平成26年(2014)、現校名に改称

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大学事典 「聖路加国際大学」の解説

聖路加国際大学[私立]
せいるかこくさいだいがく
St. Luke's International University

1964年(昭和39)私立大学として日本で初めて看護学部を伴い設立された。キリスト教宣教医のルドルフ・トイスラーの創立した聖路加国際病院附属高等看護婦学校を母体とし,その設立当時,看護教育はアメリカ人看護師によりすべて英語で行われた。その国際性に基づく英語教育は,従来の看護教育に加え,医療英語を活用した看護能力の獲得を可能にしている。看護を「人間と環境との相互作用により,最適な健康状態を生み出すことをめざす働き」と捉え,基礎から専門科目を積み上げて学習できる教育課程が構成され,徹底した少人数制教育を特徴とする。東京都中央区にキャンパスを構え,2016年(平成28)現在550人が在籍
著者: 山崎慎一

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聖路加国際大学」の意味・わかりやすい解説

聖路加国際大学
せいるかこくさいだいがく

私立大学。キリスト教精神を看護活動の基本とした教育が行なわれる。1920年に聖路加国際病院付属高等看護婦学校として創立。1927年に聖路加女子専門学校,1954年に聖路加短期大学となり,1964年に 4年制の聖路加看護大学として開学し,看護学部を置いた。2001年男女共学制に移行。2014年現校名に名称変更。1980年大学院を設置所在地は東京都中央区。

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