織姫(読み)おりひめ

精選版 日本国語大辞典 「織姫」の意味・読み・例文・類語

おり‐ひめ【織姫】

(古く「おりびめ」とも)
[1] 〘名〙 機(はた)を織る女性はたおりひめ。織女(おりめ)。また、紡績工場の女子工員の愛称
古今著聞集(1254)二「織姫は我が左脇の弟子観世音也」
[2] 「おりひめぼし(織姫星)」の略。《季・秋》
浮世草子・好色訓蒙図彙(1686)上「織女(ヲリヒメ) 和語七夕 七夕妻(づめ)

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デジタル大辞泉 「織姫」の意味・読み・例文・類語

おり‐ひめ【織(り)姫】

はたを織る女性の美称
織り姫星」の略。 秋》

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百科事典マイペディア 「織姫」の意味・わかりやすい解説

織姫【おりひめ】

七夕(たなばた)の織女星。こと座のα星ベガをいう。

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デジタル大辞泉プラス 「織姫」の解説

織姫

京都府京都市、松屋藤兵衛が製造・販売する銘菓。生砂糖、寒天粉を用いた玉状の干菓子。梅、生姜胡麻柚子肉桂の5種類がある。

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