精選版 日本国語大辞典 「立通」の意味・読み・例文・類語
たて‐とおし ‥とほし【立通】
〘名〙 (「たてどおし」とも)
※談義本・根無草(1763‐69)後「夕部から夜も寐ずに、京へ六里のたて通し」
たて‐とお・す ‥とほす【立通】
〘他サ五(四)〙
① 最後まで立てておく。立て続ける。
② 最後までしつづける。ある態度や主張または、状況などを最後までつづける。おしとおす。
たち‐どおし ‥どほし【立通】
〘名〙 最後まで立ったままでいること。立ち続けること。立ちずくめ。立ち詰め。
たち‐とお・す ‥とほす【立通】
〘自サ五(四)〙 最後まで立ったままでいる。立ち続ける。
※浮世草子・色里三所世帯(1688)下「汝本来馬の物にもあらずとうっても見しゃいても立通(タチトヲ)せば」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報